- 外貨建てMMFってなに?
- 活用したほうがいいの?
- やり方を教えてほしい
そんな疑問にお答えする記事を書きました。
本記事の内容はこちら。
- 外貨建てMMFの特徴
- 外貨建てMMFの活用方法
- SBI証券での外貨建MMFの売買手順
上記について先日、外貨建てMMF投資を始めた僕が解説していきます。
結論、米国ETF投資をやるなら、外貨建てMMFも合わせて検討しましょう。
外貨建てMMFとは?
外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、一言で言うなら「安全性が高い外貨建ての投資信託」です。
主な特徴はこの3つ。
- 安全性の高い社債や国債で運用
- 売買手数料無料
- いつでも売却可能
順に解説します。
安全性の高い社債や国債で運用
外貨建MMFは、格付けの高い国債や社債などの金融商品を運用しており、基本的に元本割れする可能性は低いです。
利回りも雀の涙のような利息しかつかない銀行預金に比べると、魅力は十分あります。
外貨建てMMFは、眠った資産を安全に増やしていくのに適した商品と言えるでしょう。
昨今の利回りは停滞気味
とはいえ、現在世界的な低金利時代に突入しており、利回りが著しく低下しています。
数年前だと、1%台の商品もありましたが、2020年7月現在はなんと、0.007〜0.146%程度です。
元本割れは過去に一度だけある
一部MMFの商品おいて、元本割れは過去に一度だけあります。
投資信託である以上、元本割れがないとは言い切れませんが、株式投資に比べると可能性は極めて低いでしょう。
売買手数料無料
売買手数料は無料で、SBI証券だと10ドルから買付できます。
投資信託のため、信託報酬(運用コスト)は発生しますが、外貨建MMFで公表されている利回りは、信託報酬が差し引かれた表示となっており、特に気にする必要はありません。
いつでも売却可能
外貨建てMMFはいつでも売却可能です。
この柔軟さは、後述する米国ETF投資を行う上でも重要ですね。
【活用方法】ETF投資で余ったドルは外貨建てMMFへ
外貨建てMMFは、海外ETF投資をやっている人が活用するのがよいでしょう。
僕も始めた米国ETF投資においては、配当金を受け取ったり、次の投資の機会を伺っていると、口座に買付余力が残っていることがあります。
そのようなとき、ひとまず外貨建てMMFで運用しておくと、無駄のない運用ができます。
ETF投資をやらないなら外貨建MMFは不要
逆に言えば、ドル建てでETF投資をやっていない人があえてする必要はないでしょう。
なぜなら、円から外貨、外貨から円に変換する際に、為替手数料(為替スプレッド)は当然発生するから。
【SBI証券】外貨建てMMFの買付手順
僕はSBI証券で米国ETF投資をしています。
なので、SBI証券における外貨建てMMFの買付手順を解説しますね。
SBI証券における買付手順は次の4ステップです。
- 外貨建てMMFのページを開く
- 銘柄を選択
- 米ドルで買い付け金額を入力
- 買付確認
ステップ1:外貨建てMMFのページを開く
SBI証券のサイトを開き、「投信」→「外貨建てMMF」をクリック。
ステップ2:銘柄を選択
外貨建てMMF 米ドルの一覧から、銘柄を選んで買付をクリック。
今回は、一番利回りの高かった「ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド」を選択。
ステップ3:米ドルで買付金額を入力
買付金額は米ドルを選択し、買付金額を入力します。
最後に、取引パスワードを入力します。
ステップ4:買付確認
口座(外貨建て)のポートフォリオで実際に購入できているか確認します。
【SBI証券】外貨建てMMFの売却手順
外貨建てMMFの売却手順は次の2ステップです。
- 現売を選択
- 売却金額を入力
ステップ1:現売を選択
先ほどの口座(外貨建)のポートフォリから、「現売」を選択します。
ステップ2:売却金額を入力
金額指定して、米ドルで受取(外貨決済)を選択します。
取引パスワードを入力して売却完了。
最後に、買付余力が回復しているか確認してくださいね。
まとめ 外貨建てMMFを活用して、資産のフル活用を!
米国ETF投資で余ったドルは外貨建てMMFへ。
外貨建MMFを活用して、あなたの資産をフルに運用していきましょう。
最後にまとめです。
外貨建てMMFの3つの特徴
- 安全性の高い社債や国債で運用/li>
- 売買手数料無料
- いつでも売却可能
この記事がお役に立ちますと幸いです。