ETFと投資信託の比較【初心者向け】

ETFと投資信託の比較【初心者向け】 株・投資信託・ETF
男性
  • ETFと投資信託の違いってなに?
  • 投資初心者なんだけど、結局どっちがいいの?

そんな疑問にお応えする記事を書きました。

はじめに、本記事の結論から言うと、こうなります。

投資信託がおすすめな人
  • 毎月数万円ずつコツコツ積み立てたい
ETFがおすすめな人
  • 一度に100万円以上の投資が可能
  • 投資を趣味にしたい
  • 高配当株投資をしたい

投資ってどこのサイトも難しいですよね。

なので、本記事では先日、米国株ETF投資を始めた僕が、ETFと投資信託について比較してみました。

「僕がちゃんと理解できていて、かつ重要な点」をお伝えしていきますので、投資初心者の方も理解頂ける内容になっています。

コアラ
それでは、さっそく解説していきます。

投資信託とは?

投資信託とは、僕たちが投資したお金で、ファンドマネージャーと呼ばれる投資運用のプロが、僕たちの代わりに投資を行ってくれる商品のことです。

最大の特徴は、集めたお金で複数の株や債券を購入してくれますので、投資信託1本で分散投資できることですね。

ETFとは?

ETFとは?

ETFとは、株式上場した投資信託を指します。

投資信託と同様、株の寄せ集めパックという点は同じですが、売買の仕組みは異なります。

コアラ
次章でETFと投資信託の違いはなにか、比較して見ていきましょう。

ETFと投資信託の比較

項目海外ETF
(SBI証券)
投資信託
(インデックスファンド)
購入手数料0.495%
(上限手数料:22ドル)
ノーロード(無料)の銘柄がある
売却手数料0.495%
(上限手数料:22ドル)
ノーロード(無料)の銘柄がある
為替手数料25銭
(SBI証券なら2銭で可能)
なし
信託報酬投資信託より安いETFより高い
配当ありなし(自動で再投資)
お手軽さ投資信託より面倒ETFより楽ちん

今回お伝えしたい内容を比較表にまとめました。

要点をまとめると、以下の通り。

  • 信託報酬はETFのほうが安い
  • ETFは売買時に手数料がかかる
  • ETF投資をするには為替手数料がかかる

順に解説します。

信託報酬はETFのほうが安い

信託報酬はETFのほうが安い

信託報酬とは、年間の運用コストのことですね。
投資している金額から自動で引かれます。

この信託報酬が高いと、今後運用額が増えたときにボディーブローのように効いてきます。

確かに信託報酬だけで見ると、投資信託に比べてETFのほうが安くて有利なのですが、ひとつ注意点があります。

ETFは売買時に手数料がかかる

ETFは、売買時に手数料として、約定代金の0.495%(税込)がかかります。

これには注意が必要で、手数料の観点から言うと、投資信託の王道である「毎週または毎月コツコツ積み立てる」という方法は、ETFに関しては損と言えます。

なぜなら、ちまちま購入すると、その都度購入時に手数料がかかるからですね。

コアラ
投資信託も購入時に手数料が発生する商品がありますが、最近はノーロード(手数料無料)で優れた商品が増えてきました。

上限手数料22ドルってなに?

売買手数料0.495%と説明しましたが、実は手数料の上限額がありまして、それが22ドル(税込)となります。

▼グラフで表すと、こうなります。

手数料グラフ

つまり、約4,445ドル以上の購入、日本円にして約50万円以上(1円=110円で計算)だと、売買手数料が0.495%よりも下がる計算になります。

この恩恵を受けようと思うと、一度に最低でも100万円くらいは投資したいですよね。
(この場合、売買手数料が0.2%以下になります)

ETF投資をするには為替手数料がかかる

ETF投資をするには為替手数料がかかる

海外のETFなら、もちろんその国の通貨で購入する必要があり、その際は為替手数料が発生します。

SBI証券なら、為替手数料はわずか2銭なのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが、円からドルへの出金は自分で行う必要があります(自動でできない)。
関連記事
>>SBI証券でETFをドル建てで購入する手順(準備中)

このあたりのわずらわしさがETFにはありますね(その分信託報酬が安いわけですが)。

コアラ
次章では、実際の銘柄を比較してみましょう。

【実例】SPYDとEMAXIS Slim 米国株式を比較してみた

項目海外ETF
SPYD
投資信託
eMAXIS Slim 米国株式
購入手数料0.495%
(上限手数料:22ドル)
なし
売却手数料0.495%
(上限手数料:22ドル)
なし
為替手数料25銭
(SBI証券なら2銭で可能)
なし
信託報酬
(実質コスト)
0.07% 0.0968%
(0.163%)
配当利回り3.4~5.0%配当なし
本当は、ETFも「VTI」などに代表されるインデックス投資銘柄で比較すべきかと思いますが、僕が保有しているのが「SPYD」という高配当株銘柄を集めたETFなので、これで比較してみますね。

信託報酬の差はわずか約0.1%

上表のうち、信託報酬を比較してみると、やはりETFが優秀ですね。

と言っても、その差は約0.1%

投資信託には見えない(不透明な)コストが存在しておりまして、「実質コスト」と呼ばれています。

分かりづらいので、具体的な金額でイメージしてみましょう。

あなたが仮に100万円を投資して、10年保有したら・・・約1万円。
1,000万円投資して10年保有したら・・・約10万円の差になりますね。

単に10万円と聞くと高いですが、このケースの場合、1,000万円積み上げたうちの10万円と考えれば、投資信託も悪くはないと思いませんか?

コアラ
副業を始めている人なら、投資は手間暇かけずに投資信託で地道に育てておき、浮いた時間は副業に注ぎ込むほうが効率的かもしれませんね。
SBI証券なら、ETFも自動積み立てができますが、円からドルへの通貨変換は自分で行う必要があります。

ロボアドバイザーの運用コストについて

余談ですが、AIロボアドバイザーのウェルスナビだと、運用コストが約1.0%かかるんですよね。

手間がかからないという点では投資信託もほとんど同じで、運用コストは投資信託のほうが安く抑えることができます。

関連記事
>>ウェルスナビと投資信託の比較(準備中)

ETFをやるなら、高配当株銘柄を中心に!

ETFをやるなら、高配当株銘柄を中心に!

ETF投資を行う上で差別化となるのが、高配当株銘柄への投資ですね。

投資信託にも分配金が出る銘柄もありますが、手数料と信託報酬がさらに高くなる傾向にあるようです。

僕が投資したETF「SPYD」は、配当利回りが大体3.4%~5.0%と高配当をずっと維持しています。

配当金を心の支えにする

インデックス投資なら長期的に見れば、確かにしっかりとしたリターンが得られるでしょう。

それでも、運用が長期間にわたると、さまざまなリスクがつきまといます。

資産を増やしていくためには、長く投資を続けていく必要があります。

何が起こるか分からないその道中で、投資をやめなくて済むように配当金を心の支えにしていくのは、選択肢のひとつになると思います。

コアラ
一番の損失は投資をやめてしまうことなのかも。

【まとめ】毎月数万円をコツコツ積み立てたいなら投資信託を!

【結論】毎月数万円をコツコツ積み立てたいなら投資信託を!

ここまでつらつらと述べましたが、本記事の結論をまとめると、

投資信託がおすすめな人
  • 毎月数万円ずつコツコツ積み立てたい
ETFがおすすめな人
  • 一度に100万円以上の投資が可能
  • 投資を趣味にしたい
  • 高配当株投資でお金が増えていることを実感したい

このようになります。

付け加えるなら、投資にそんなに興味がない初心者の場合は投資信託がいいかもしれませんが、投資に詳しい人でも、投資信託を選択するのは全然アリでしょうね

僕も今はETF投資に面白さを感じていますが、後々のことを考えると、やはりETFの買い付けは面倒かなと思うわけです。

コアラ

一緒にETF投資をやってくれる仲間は欲しいですけどね。

ぜひ、ご自分の資産状況と相談しつつ、長期的に投資を行うにはどちらが向いているか判断してみてください。

本記事が参考になりましたら幸いです。