お金を稼ぐために身につけたい時間単価の考え方

お金を稼ぐために身につけたい時間単価の考え方 ノウハウ
コアラ
こんにちは、コアラ()です。

あなたは物を買うとき、お金の損得だけで考えていませんか?

もしそうであるなら、ぜひはじめのうちに身につけて頂きたい考え方があるんです。

 

それは、あなた自身の『時間単価』についてです。

会社員男性
時間単価??何それ。

はじめて聞く言葉であればぜひこの先をご覧ください。

 

この「時間単価」という考え方を身につければ、ものごとの判断基準が劇的に変わり、ひいてはお金を稼ぐことにも役立つことでしょう。

この記事を読んで分かること
・時間単価とは、自分が1時間あたりに稼げる金額のこと
・「時間」の価値が「お金」の単位で評価できる

時間単価とは

時間単価とは

時間単価とは、自分が1時間あたりに稼げる金額のことを指します。

 

アルバイトの「時給」と単位(尺度)は同じですね。

ただし、会社員の場合は基本的には月の基本給で計算されるのと、ボーナス支給があるので、時間単価が直接的に分からないんですよね。

 

ですので、これを機にあなたにも自分の時間単価を計算していただこうと思います!

時間単価の計算方法

時間単価(円 / 時間)は以下の式で計算できます。

  • 月給ベースの場合:月給 ÷ 月間勤務日数 ÷ 労働時間
  • 年収ベースの場合:年収 ÷ 年間勤務日数 ÷ 労働時間

1時間あたりに変換しているだけですね。

しかし、ここでポイントがあります。

 

それは、毎日の通勤時間です。

あなたは会社で仕事をするために、通勤しているのですから原則含めてくださいね。

「いやいや私は電車で本を読んだり、英語の勉強して自己投資に充ててますから!」

という方も、一旦は通勤時間を含めてみてください。

 

では次に例を示します。

 

会社員Aさんの場合

例)会社員Aさん
・年収:400万円 ※ボーナスも考慮
・年間勤務日数:245日(年間休日日数:120日)
・労働時間:1日8時間
・通勤時間:往復2時間

こんな会社員Aさんの時間単価を算出してみたいと思います(簡単ですのでお付き合いください)。

 

400万円 ÷ 245日 ÷ 10(労働時間+通勤時間) = 1632.6530…

ということで、時間単価は約1600円/時間ということになりました。

つまり、Aさんは1時間に1600円稼ぐ力があるのです。

 

これが低いと感じる方もいれば、意外に高いんだなと感じる方もいるかもしれませんね。

 

あなたも同じ要領でぜひ算出してみてくださいね。

時間単価の尺度を持っていると日常生活でも使える

時間単価の尺度を持っていると日常でも使える

今回算出した時間単価を日常生活に当てはめてみます。

 

さきほどの会社員Aさんを例にします。

 

Aさんは時短家電のうちのひとつと言われる食洗器を購入しようと考えました。

価格は6万円

 

しかし、価格に見合った時短効果があるのか疑問に思い、中々購入できないでいました。

そこで、Aさんの時間単価でどれくらいお得かを考えてみます。

ここでは食洗器を使用した場合、手洗いより1日15分時間短縮できるとして考えてみますね。

ちなみに、ライオン株式会社の2011年の調査によると、手洗いに主婦がかける時間は1回25.2分だそうです。

 

Aさんは1時間に1600円稼ぐ力がありますので、15分短縮できるなら、Aさんは、

1600円/時間 × 0.25時間 = 400円

 

ということで、初期投資として6万円かかりますが、

時短効果によってAさんは毎日400円得していると言えるわけなんです!!

この短縮した時間を使ってAさんがもっとお金を稼げるようになると・・・400円の得どころではなくなりそうですね。

 

いかがでしょうか。

時間」で判断するとお得に感じなかった方も、

お金」に換算するとお得に感じた方もいるのではないでしょうか。

 

時間単価は、「時間」の損得を誰もが判断しやすい「お金」で評価できるので、このような日常生活においても便利な場面が多々ありますよ!

コアラ
やっぱりお金の損得勘定には誰もが敏感ですからね~。

幸せになりたいなら時間単価を上げることを意識せよ!

幸せになりたいなら、時間単価を上げることを意識せよ!

さて、あなたはお金をいっぱい稼いで幸せになりたいですか?

 

幸せの価値観なんて人それぞれではありますが、有意義な時間を過ごすことに幸せを感じる方は多いはず。

 

そんな方は、お金を稼ぐというより、時間単価を上げることを意識してみてください!

時間単価を上げるには、生産性を向上させること

時間単価を上げるには、より少ない時間で、より多く稼ぐ力が必要です。

 

つまり「生産性を向上させて、余った時間は幸せを感じる時間にまわしましょう。」ということ。

日本の悪しき習慣である残業なんて多少の割り増しがつくくらいで、時間単価で考えるとほとんど変わらないですからね。

 

しかしながら、会社員の稼ぎ方では時間単価を著しく向上させるのは至難の業。

1日8時間労働というのが決められていて、効率よく仕事を終わらせても次の仕事がやってくる…

 

それなら、さっさと帰って以下のような選択肢も考えられるのではないでしょうか。

  • 自己のスキルアップ
  • ブログ
  • 在宅ワーク
  • 投資スキルアップ

お金を稼ぐために身につけたい時間単価の考え方 まとめ

まとめ

時間単価の尺度を持つと、「時間」の価値が「お金」の単位で評価できることに気づけます。

そして、「時間」って人生においてすごく大切なことなんだということにも気づいてもらえたはず。

 

この記事を読んでいただいた方に、新たな価値を提供できていれば幸いです。

コアラとエクササイズ
  • 時間単価を上げる効率的な仕事の仕方はないか考えてみましょう。
  • あなたの大切な「時間」を失わないために、あなたの生活で省きたいものは何かありますか?

コアラ
え!?僕の時間単価ですか!?
そうですね~約2000円てところでしょうか。
あなたの時間単価もツイートして教えてくださいね~。

 


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