つみたてNISAはなぜ20年も運用するのか【長期投資最強説】

つみたてNISAはなぜ20年も運用するのか つみたてNISA
男性
・つみたてNISAはそんないいものなの?

・20年もの長期投資ってそんなにいい運用方法なの?

・積み立てている間に利回りが下がることはないの?

こんな疑問にお答えする記事を書きました。

 

この記事で解説する『つみたてNISAはなぜ20年も運用するのか【長期投資最強説】』を読むことによって、長期投資のメリットが分かり、つみたてNISAを始めるきっかけになりますよ!

コアラ
さっそく解説していきます。

つみたてNISAはなぜ20年も運用するのか

複利効果を活かす
 

つみたてNISAはなぜ20年も運用しなければならないのでしょうか。

主な理由はこの2つです。

  • 長期で運用すれば利益が出やすいから
  • 短期的に見るとどうしても停滞する時期があるから

順に解説していきます。

長期で運用すれば必ず利益が出る?

投資である以上、100%利益が出るなんてことは言いきれないです。

 

ただし、長期間の投資であればあるほど負ける確率はぐんと減るのは事実です。

投資で得た利益をそのまま運用に回せる「複利効果」を活かせるのはひとつの要因といえますね。

 

下のグラフをご覧ください。

楽天証券の積立かんたんシミュレーションの結果です↓
年率5%で算出してみました。

楽天証券積立NISAシミュレーション
年率5% で積立シミュレーションした結果
グラフの形状上、そこまで顕著に分かりませんが、
自分の元金と積み上げてきた利益によって、運用収益の傾きが大きくなって加速度的に成長していることが分かりますね。

短期的に見るとどうしても停滞する時期がある

まずはこちらで米国株市場の推移をグラフで確認してみてください。

近年ではリーマン・ショックに代表されるように短期的に見れば、たとえ米国といえど停滞または暴落する時期が必ずやってきます。

それでも数年後には回復期に入り、長期的に見れば右肩上がりで成長を続けているのが分かりますね。

コアラ
通常のNISAであれば、非課税期間は5年ですからね。
グラフから見ても、5年で回復できるかはちょっと怪しそうですよね。
男性
へー。それなら20年運用できるつみたてNISAであれば大丈夫そうだな。
長期投資ってやっぱ最強では?

長期投資最強説は本当か!?

投信積立

歴史的に見れば、長期の積み立て投資は最強と言えますよ。

 

ただし!

 

やっかいなことに、実際はここにあなた自身の感情が絡むということを忘れないでください。

感情が邪魔をすることも

あなたがつみたてNISAを開始してから、大恐慌に巻き込まれとします。
そのとき、投資してきた金額が半分近くになってしまったとしたら、心穏やかにいられるでしょうか?
コアラ
僕は個別株にも投資したことがあります。

そのとき、慣れていないこともあり気にしてはいけないと分かっていても日々の値動きが気にある自分がいました。

感情がどうしても判断の邪魔をしましたね。

 

もちろん人によってリスクの捉え方、感じ方は異なりますが、悲観的に捉えてしまう可能性は上がると思います。

ある程度の投資知識をつけておくのが望ましい

結局のところ、投資知識や考え方を少しずつ身につけていくことをおすすめします。

投資は自己責任です。
ちゃんと自分の意思で選択できるようになりたいですね。

コアラ
僕も自分で判断できるように知識をつけていきます!

 

とはいえつみたてNISAは、小さく始めて大きく育てるのに適した制度です。

知識をつけてからスタート!ではなくて、

小さく始めている間に知識をつけたり、投資方針に修正を加えることも可能ですよ。

基本はやっぱり「絶対売るな」

つみたてNISAで購入した銘柄は簡単に売ってはいけないものと認識しておきましょう。

そのためには余力資金で行うことが大切ですね。

↓↓ 詳しくはこちらの記事が参考になると思います。

つみたてNISA3つの投資鉄則【もはや使わなきゃ損】

つみたてNISA 投資信託における3つの投資鉄則【もはや使わなきゃ損】

つみたてNISAはなぜ20年も運用するのか【長期投資最強説】 まとめ

本記事のまとめです。

コアラのまとめ
  • 長期投資最強説は間違ってはいない
  • ただし、感情が邪魔をする可能性があるので注意が必要
  • 投資は自己責任。はじめは分からなくても、少しずつ自分の意思で決めれるようになるのが望ましい。

 

さて、ここまで読んでくれたあなたはつみたてNISAを始めたくなってきましたでしょうか?^^

もしまだ納得できないことがあるとしたら、こちらの記事が参考になるかと思います。
つみたてNISAを勧める売る側、つまり販売会社の心理が分かります。

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